5.MMTTYによる送信方法
MMTTYによるRTTYモードの送信方法は、いたって簡単です。トランシーバーのモードをRTTY(FSK時)または
LSB(AFSK時)に設定して下さい。AFSKで運用する際は必ずスピーチプロセッサーをOFFにして、ALCを監視しながら
オーバードライブとならないように注意して下さい。単に送信のテストのみを行う場合は、必ずダミーロードを接続し、
不要な電波を発射しないように心がけましょう。もちろんパソコンだけでもバーチャルQSOができます。
5-1 送信/受信の切り替え
MMTTYによる受信方法をマスターしたらいよいよ送信です。受信から送信に切り換えるには"F9キー"を押すか
マウスでコントロールパネルの左側にある"TX"ボタンをクリックします。受信に戻す場合は再度"F9キー"を押すか
"TX"ボタンをクリックします。また"TXOFF"ボタンを押すことによっても受信に戻すことが可能です。"TX"ボタンと
"F9キー"は同じ機能ですが"TXOFF"ボタンは少し違う動作をしますので少し説明をしましょう。
"TX"ボタンまたは"F9キー"を押し、キーボードから文字をタイピングすると画面下側の送信画面部分に黒い文字が
表示されます。そして送出され順に文字が赤色に変化してきます。そこで"TX"ボタンまたは"F9キー"を押すとすぐに
受信には戻らず、タイピングした文字がすべて出力されてから(送信画面の文字が全て赤色になってから)受信に切り
替わります。
次に"TXOFF"ボタンを送信中に押してみましょう。送出する文字やメッセージが残っていても押した時点ですぐに受信
状態に切り替わります。 ただし未送出の文字やメッセージは黒色の状態で表示され続けます。再度ここで "TX"
ボタンまたは"F9キー"を押してみましょう。黒色の未送出部分から送出が始まります。"TXOFF"ボタンは強制的に
受信に戻すスイッチで、未送出の文字やメッセージは残ります。"TXOFF"で受信に戻し、未送出の内容が不要と
なったときは送信画面の左上にある"Clear"ボタンをクリックして下さい。ただし、マクロボタンを操作して送出し始め
た内容は一度"TXOFF"を押すと再び送信しても続けて送出することはできません。その際は再度該当するMacroの
ボタンを押して送信をして下さい。"TXOFF"に対応するショートカットキーはF8です。
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