JA1WSK's Shack
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目 次
(Only Japanese)
4-6.インプレッション(使用感)
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1.発注と納品
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2007年3月にSteppIRの日本総代理店ビームクェスト社へ
発注をかけていた3エレメントのSteppIRが、3ヶ月後の6月
にやっと届いた。アンテナの重量が19Kgにも関わらず、届
いた荷物の総重量は30Kg近く。やたらと重い。見る限りで
はダメージもなく一安心。はやる気持ちを抑えて開墾開
始。オンマウスの写真は個々の部材を広げたところ。事
前にマニュアルをダウンロードし熟読していたので、何を
何処に使うかは、おおよそ理解できた。それにしても過去
に上げたアンテナと比較し、使用している部品と構造がか
なり違う。が、大きな印象。 |
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まずは基本にのっとり、部品の数量と不良品の有無を確
認を行う。ビス類はステンレス製でインチサイズ。幸い、届
いた部品に異常(目視で)は無し。数量にも問題が無かっ
た。左側のビニール袋は多めに入っていたビスとナット。 |
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梱包されていた部品に問題が無かったので、SteppIRの
心臓部たるEHU(Element Housing Unit)をのぞき込む。黒
いリールにベルト状のベリリウム銅製エレメント(幅13mm、
厚さ0.2mm)が巻き込まれている。理屈で分かっていても、
ユニークな発想と構造に感心する。オンマウスの写真は
バランとエレメントを送り出す構造部の拡大画像。インピ
ーダンス変換を兼ねたバランは、3KWキーダウンにも耐え
るとか。RTTYで連続パワーを送っても心配なさそうだ。 |
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リールに巻かれたエレメントの様子を見る。リールは上下
に分かれていて、オンマウスの写真で分かるように、ステ
ッピングモータで繰り出されたエレメントは、左右(写真で
は上下になってしまったが)に送り出される。EHUの動作の
状況(動画)はここで見ることができる。 |
発注、納品までは事がスムーズに進んだ。そして7月中には工事を終了。と、考えていたのだが、仕事と家
の雑用が重なり、時間がなかなか取れない。「コンディションが悪いから焦ることもないか」なんて軽く考えて
いたのが間違いだった。”そのうち”が、2ヶ月..6ヶ月と過ぎ、年が明け、桜も散ってしまった。「5月になった
ら必ず実行しよう」と思ったものの、集中して時間を取ることができない。一気に上げてしまうことばかりを考
えていたが考えを改め、下準備を仕事や家の雑用の合間を利用しコツコツとやることにした。完成目標は6
月中旬だ。 |
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