巨大戦艦(名探偵ホームズ)///その4

艦橋、吸気口、副砲、煙突

「艦橋の形はコレだ!」とわかるシーンがアニメには、なかなかありません。場面ごとに形が違うんだもん。いろいろ悩んでこの形に決定。
プラバンで曲面を出すときは0.5ミリ厚や0.3ミリ厚のプラバンを使います。強度が必用なところは曲げながら薄いプラバンを2重に貼ります。接着剤はサラサラタイプを使うこと。普通のドロドロの接着剤だと揮発しない溶剤が中に残って、1日経つとプラバンが溶けてゆがんじゃうのです。

吸気口はたくさん必要なので、型を一個作ってレジンで複製します。そうすると穴を貫通させることができなくなりますが、しょうがないと諦めます。
雛形の材料は12.7ミリ径のプラパイプとエポキシパテ。

慎重に削って、この形でGO!

レジンを流すときに気泡がたまりやすい場所をつくらないよう、雛形の下からレジンが湧き出す形のルートを作りました。

おお! うまくいった。
シリコン型の上下の色が違いますが、赤い色をした硬化剤をいい加減に入れたからです。まあ、これぐらい硬化剤の量がまちまちでも、シリコンは固まるという見本です(笑)。

マストは9ミリプラパイプ。
踊り場の丸い床は戦車プラモの部品を拝借。

吸気口や煙突を仮に置いて見る。
うむ。良いバランスである。

最上甲板の小口径の副砲の制作です。
こちらも1/35戦車プラモの部品を使います。
それらしくは見えますが、かなりいい加減なディティール。どうせよく見えない場所だからいいや。

煙突には、タミヤペイントマーカーのゴールドリーフをすいすいと手塗りしました。
そしたら、真鍮そっくりな風合に!
足場は本当の真鍮線で制作。時間がないので1段だけで妥協。

ちなみに劇中では煙突は黄色に塗られていますが、たぶん真鍮の色を想定していたと勝手に解釈して、この色にしました。

続きます。
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