3年に一度の海上自衛隊大イベント
2003年度 観艦式

の予行演習に行ってきました

その2
方向転換したイージス護衛艦「きりしま」が我々の横を通っていきます。全長161メートル、排水量7,250トン、ガスタービンエンジンはなんと10万馬力。

おおっと我々の艦もとりかじです。
写真は前を行く回頭中の潜水艦救難艦「ちはや」5,450トン。えひめ丸引揚支援のためにハワイに行った艦です。小型の潜水艦を積んでいます。

だんだんと隊列を整えていく観閲部隊

隊例が整いました! まことにスムーズ。

ボフォースによる水柱と手前は艦番号121番「ゆうぐも」2,150トン。「ゆうぐも」は1978年竣工の25年選手。

「はたかぜ」の祝砲は煙のわっかを作りました。

水柱はもっと高くあがるんですが、なかなかいいタイミングでシャッターが切れません。
オートフォーカスのコンパクトデジカメの泣き所です。

潜水艦の急速浮上。これも最高のシャッターチャンスを1秒ぐらいはずしてます。

もう何がなにやら

最新型のミサイル艇「くまたか」。速力44ノット。この水切りぐあいがすごい。

LCAC(ホバークラフト)も迫力ありました。

護衛艦から発射されたフレア。
フレアとは熱源を目指してくるミサイルをだます防御兵器らしいですね。

ヘリからもフレア投下。
見た目が派手なので観艦式にはうってつけです。

護衛艦「いかづち」の左はP3Cが投下した爆弾による水柱。
爆弾はまず水柱が見えて、その次に「ピシー」という水中からの衝撃波が伝わった直後に「ドーン」という音が聞こえます。音の伝播速度が水と空気とでは違うのですね。

訓練展示も終わり、帰途につきます。

「あーええもの見せてもらった」「ふーつかれたー」という感じの「ぶんご」の後部甲板。

3時くらいなるとなにやらカレーの良い香り。そうだ!今日は金曜カレー。乗組員さんたちの食事の準備の香りが換気扇から流れ出てきました。我々にもおこぼれがあるかなと期待しましたが、さすがにそれはありませんでした(^_^;) 
しかしいいにおいだったなあ。

帰りまでのあいだにさまざまなイベントをやってくれました。いたれりつくせりの海上自衛隊。
これは「大湊音楽隊」によるバンド演奏。フルートを吹くのは女性隊員。音楽隊や地上勤務には女性の隊員が多くなりましたねえ。
帰りのこの演奏会では隊員ボーカルでの歌謡曲や演歌もやってくれました。お客さんの年齢層に合わせて曲を選んでるそうです。

全国の各基地から観艦式に参加した音楽隊は全部で9隊。そのうちのひとつ青森の「大湊音楽隊」が我が「ぶんご」に乗艦してくれたことに感謝です。ラッキー!

横須賀港に到着しました。
タグボートが「ぶんご」を旋回させて岸壁に停泊させてくれます。

夕日に映える潜水艦救難艦「ちはや」。
「ちはや」はスラスターが前後についているためタグボートの力を借りずに単独で旋回できるんですね。これには「ほー」という感心の声がそこここから上がってました。

ということで観艦式予行のレポートはおしまい。
感激の一日でした。


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