父の魂・24


    熱烈なポケモンファン、ドラえもんファンの方へ

私が以下の文章を発表した際、一部の純粋なファンの方から強い批判を受けました。
その多くがこの文章やこのサイト内容を十分読まないままの批判でありました。
同じ議論を蒸し返すのもお互いあまり良い気持ちではありませんので、そのときの顛末を掲示板で批判した方への私のレスを中心に紹介しますので、もしご批判がある場合は、そちらをご覧になってからなさってください。以上よろしくお願いいたします。

     ポケモン論議の顛末(ここをクリックしてください)



パーマンとドラえもん

今回の話は決して単なる番組批判ではありません。
お父さんとしての気持ちなのです。
その番組ファンの方もどうか怒らずに読んでください。


私は、子供のTV番組を、大きく二つのタイプに分類しております。

ここではそれをパーマン型ドラえもん型としておきましょう。


●パーマン型の子供番組とは・・・

・主人公がいろんな力を与えられるにせよ、自分の力で戦うもの。

例としては、コナンでもヤマトでもセーラームーンでもウルトラマンでも仮面ライダーでもなんだっていいんですが、まあ、普通の番組です。


●ドラえもん型の子供番組とは・・・

・主人公は戦わず、代理人に戦わせるもの。

例としては、ポケモン、デジモン、メダロット、遊戯王、もちろんドラえもんもそうです。



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私は、このドラえもん型の子供番組があまり好きじゃありません。

とくにドラえもんなんかを見てると非常に腹が立ってきます。のび太の情けなさにです。
「ドラえも〜ん、なんとかしてええ」
とすぐに泣きつくのび太。ジャイアンたちに「のび太のクセに!」といじめられてもしかたのない男です。

これを、未来少年コナンやハイジのペーター役でさわやかな少年役を演じきってくれた小原のり子さんがやってるのも悔しいです!のび太役はやってほしくなかった・・・・。


ポケモンもあんまり好きにはなれません。

考えてみれば、あまりにも都合のいい話だからです。

自分の自己実現を目指すサトシという少年にムリヤリ戦わされるポケモンこそ不憫なれ。

しかし、ポケモンは文句一つ言わず、主人には従順で、戦えと命じられれば喜んで戦います。しかも戦闘能力が高いのに可愛い。

なんと都合のいい存在。

いやなことはポケモンにやらせて、自分は傍で見ていて、そのポケモンの成長振りを喜ぶ・・・。どうもイヤな感じです。


ポケモンを現実世界に当てはめて考えてみましょう。
いかにヘンな世界かがわかります。


ポケモンは・・・そう、例えば「土佐の闘犬」みたいなもんですわ。ポケモンを連れて町から町を渡り歩き、ライバルがいるとバトルをするサトシはさしずめ・・・・

土佐犬を六匹、縄で腰につないで町の中を練り歩いてるゴロツキみたいなものです。

すると、向こうから同じように土佐犬を何匹か腰につないだバカがやってくる。

ごろつき同志がガンをとばしあって戦いになります。しかし自分じゃ戦わない。

「いけ!トサチュウ!!」

ってな感じで、犬を放つようなもんです。

どうですか? ろくなやつじゃないでしょう?サトシは・・・・。


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ちょっと話が横道にそれました。

でも、私は正直、ドラえもんもポケモンもエンターテイメントとしては素晴らしい作品であると思います。
制作スタッフもすごい力量の方々だと感心しております。
私自身、映画も見に行きますし。


ただ,子供たちがそれに夢中になりすぎることが、どうも引っかかるのです。

自分は自己実現したい・・・。でもそのために越えねばならないイヤなことは代理人にやってもらう・・・みたいなメンタリティが自然にできてしまうんじゃないかと・・・・。


しかし、一方で子供がポケモンに夢中になる気持ちもわかります。

子供は親を見てるんですよ。

昔みたいに、自分で一生懸命頑張って少しずつ生活が良くなっていく親の姿を間近で子供が見てたら、
「ああ、ぼくもああなりたい」と思い、好きなTV番組も巨人の星とかになるんですよ。

ところが、今の親の多くは自分の生活が一番の心配事でなくなってきたから、関心は子供に向く。

子供に勉強させて、いい学校に入れることで、親がエクスタシーを感じてるわけです・・・。

そういう親の姿を間近で見てたら無意識のうちに、自分の自己実現のために代理人を使うことが快感であることを、子供は知るんだと思います。

だからポケモンなどの代理人モノが子供たちにウケるんだと思うのです。

多分、小さいときから親が子供につきっきりで、塾にいっぱい行ってる子ほど、ポケモン型の番組が好きだと思いますよ。(こんなに言い切っていいのだろうか)


やっぱり、おとなはイヤなことから逃げちゃダメですし、自分の自己実現は自前でやるように心がけたいものだと思うのです。

論理の展開に多少無理がありましたが、本日は父親の社会分析&主張でした。


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2001/1/28


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