アメリカ海軍艦上戦闘機 グラマンF6F-3 ヘルキャット (ハセガワ hasegawa 1/48)。このヘルキャットは1943年ごろ活躍した初期型で、コクピットの後ろに窓があるタイプです。 |
「第二次大戦中の戦闘機の中で、もし自分が一隊を率いて戦うとしたらどれを選ぶ?」とアメリカのある有名なパイロットたちに聞いたところ、このF6Fを選ぶ人が多かったと聞いたことがあります。なぜかというと、性能が傑出しているわけではないが優秀で、挙動が素直で操縦しやすく、視界も良くて、頑丈。いろんな技量の部下を率いて戦うならF6Fが一番いいとのことです。カタログ値には出ないけれど、実戦で使う兵器として大事な部分の性能が良いということなのでしょう。 |
模型としての今回のポイントは、ネイビーブルー部分の塗装です。ネイビーブルーのように濃い色はスミ入れをしてもパネル面が目立たず、メリハリが付きにくい。かといって、薄い色でスミ入れするのもなんか違う気がする。良くある、エアブラシでグラデーションをつけてパネル表現をする方法は個人的に好みじゃない。というわけで、今回はドライブラシの処理をしました。 |
基本的には素組みです。 |
コクピットは自作のシートベルトを加えて適当に適当に塗装しただけです。 |
箱絵です。 |
F6Fヘルキャットは地味だといわれますが、私としてはデザイン的に結構好きな戦闘機です。 でも日本の戦争経験者にとっては憎むべき「グラマン」。民間人に向かって機銃掃射しちゃあいけません。 |