トランペッターの1/48 ドイツ爆撃機 フォッケウルフ コンドル(FW200C-4 CONDOR)です。全長488mm、全幅684mmもある大型モデル。迫力があります。 |
FW200C-4コンドルは、第二次世界大戦の爆撃機で、旅客機を改造して作られました。ですから性能はそれなりですが、非常にスマートなデザインで、私は好きです。 今を去ること40年近く前、小学校高学年だった私は、レベル社の1/72爆撃機シリーズにハマってまして、コンドルはあこがれのキットでした。夏休みに親戚のおばさんにプレゼントされたのですが、うまく作れなくてすごく悔しい思いをした思い出があります。でも大人になって挑戦した今回は何とか完成させることができました。 |
しかし反省点はあります。一番の反省点は、迷彩パターンです。組立説明書のとおりに塗装したのですが、どうもウソ臭い。箱絵のほうが正しい感じです。迷彩については、文林堂の「ドイツ空軍爆撃機1935-1945」を参考にすればよかったと思っています。デカールの位置も組立説明書の指示は、微妙にずれてる感じがします。 |
でも、全体的にはカッコいいのでOKです。 |
コンドルの主脚は前のほうにせり出していて、猛禽類の脚を連想します。コンドルという名称はピッタリだと思います。 |
コンドルは客室だったところに大量の燃料を積むタンクが並んでいます。うーん。機銃の一撃でとんでもないことになりそう・・・。 |
キットの操縦席は大らかな作り。そのまま組み立てると椅子の位置が低すぎるので、下駄を履かせて高くしています。自作ベルトで少しだけディティールアップしました。 |
エンジンは1列9気筒(左のもの)これで1,200馬力だったそうです。右はハセガワのF6Fのダブルワスプエンジンこっちは2列で2,000馬力です。 「コンドルのエンジンは薄いんだねー」と思いましたが、アメリカの空の要塞B-17も1列9気筒だったようです。 |
下は箱絵です。この絵のようにコンドルの活躍の場は、敵戦闘機のいない海での通商破壊でした。制空権が無くなると、被害は増大したようです。やはり、もとは旅客機なので打たれ弱いのは仕方が無いです。 |
今回は大きいキットで制作に苦労しました。やっぱりプラモデルは片手で楽に持てる程度の大きさがストレスが無くていいです。とはいえ大きなキットは完成したときの満足度も大きいのも確か。少し時間を置いて気力がわいてきたら、大きな爆撃機制作にまた挑戦したいと思います。 |