E.E./BAC ライトニングF3(エアフィックス1/48)です。ライトニングは、エンジンが上下に二つ付いた珍しい戦闘機です。双発戦闘機のエンジンは普通はヨコに二つ付けるんです。そうしたのは、エンジンが片方止まっても左右に振られないためだとか・・・。でもそのために、燃料を積む場所は無いわ、ミサイルを吊るす場所は無いわ、整備が大変だのデメリットも多かったようです。 |
ライトニングF3は、お腹の燃料タンクが小さめのタイプです。お腹の燃料タンクがでかくてずんぐりしていて、予備の燃料タンクを主翼の上に乗っける、さらにとんでもない飛行機のライトニングはF6タイプです。 私はスタイル的にはF3の方がシャープで好きです。でも奇妙さから言えば、断然F6。 |
主脚は薄い翼に収めるために細身です。その主脚収納のために翼にはミサイルを吊るすスペースがなく、ミサイルは機体前部のヨコに張り出したパイロンにセットされます。 |
エアフィックスの1/48ライトニングF3は、凹モールドの好キット。主翼の取り付けに少し苦労しますが、そのほかはわりとスイスイ組めます。デカールはカスレがあったりしてデキが今ひとつですが、まあ実機のヨゴレと解釈してヨシとします。 |
今回の銀塗装は、GSIクレオスのMr.カラースーパーメタリックシリーズのスーパーファインシルバー、クロームシルバーに黒を混ぜて使いました。段階的に黒の濃度を分け、パネル表現の塗り分けをしています。スーパーメタリックシリーズは値段が高いだけあって、非常に良い輝きです。 |
ライトニングは上から見るとスマートですが横から見るとでっぷりしてます。 |
キャノピーを見るとなぜか西洋の兜の頬当てを連想します。 |
裏も銀色がきれい。 |
高級なスーパーメタリックシリーズは箱入りです。使うときはチョッピリ緊張します。 |
6月の雨模様の日に仕上げのクリアーを吹いたら、見事にカブってしまいました。そのときは雨が止んだので大丈夫かと思いましたが、甘かった。カブリの修復は、乾燥した日にもう一度クリアを吹けば大丈夫。上のほうでご紹介した画像のようにきれいになおりました。 |
箱絵です。キットはF-1、F-1A,F-2,F-3の4種類の中から選択できます。 |