F-14D トムキャット VF-31 TOMCATTERS (1/48 ハセガワ」)です。2006年1月頃のペイント状態にしました。F-14の中でもD型は最新(最終)バージョンで、エンジンが高出力となり、しかも燃費も安定性も良くなりました。ほかにも電子装備がB型より進化してるらしいです。シート形状も変わってました。 |
このキットは全体としてはデキがよく、機体自体の合いはパーツ分割が多いわりにはまあまあ良いです。しかし、機体にくっつける部品のいくつかについては合いが悪く、すり合わせに苦労します。模型に慣れてない人で、几帳面な人にとっては、やや辛いキットかもしれません。 |
コクピットは組立説明書のとおりの順序では、計器版や人形をうまく収めるのが難しいです。試行錯誤が必要です。また、キャノピーを閉じた状態にするときは、最初にキャノピーに内張り部品(B5)をつけず、先にB5部品を機体に貼り付けてから、あとから透明部品をくっつけたほうがうまくいきます。その際、色んな部分を削ってすり合わせる必要があります。 |
主脚はG78,G79部品を途中で1〜2ミリカットして短くしないと、まっすぐ立ちません。 |
垂直尾翼は1ミリほど後ろにずらして接着しました。そうしないと、垂直尾翼の付け根の先端が、主翼収納のゴムパッド(?)の部分に乗っかっちゃうんです。 |
右翼付け根下のパイロンには爆弾用のターゲティングポッドをつけました。ハセガワウエポンセットです。 爆弾の取り付けは、アカデミーのボムキャットの爆弾ラックの部品を流用しました。形状がちょっと変でしたが、スクラッチは面倒なのでそのまま使ってます。 |
ハセガワさんのキットには、爆弾にしてもミサイルにしても、飛行機にしっかり取り付ける部品がありません。その辺をぜひご配慮いただきたいところです。あと、パイロットのフィギュアもヘッドだけでもいいので、最新のものをつけてほしかったですね。 |
とまあ、いろいろと文句を書きましたが、出来上がると、すごく、すごくカッコいいので、大満足です。 基本的には素組みです。機首先端のアルファプルーブと機首左のAOAプルーブのみファインモールドの真鍮パーツを使いました。 飛行機模型初心者の私としては、素組みで十分過ぎる達成感が味わえました。 |
今回はパネルのリペア塗装の再現をしました。きれいな飛行機が好きなので汚しはほどほどにしてます。 |
翼の収納部分の汚れも再現。これはコンパスに綿棒をつけて、薄い塗料をしみこませて描きました。 |
映画「トップガン」に、こういうアングルのシルエットのカットがあって、印象的でした。 |